坂田ゆかり

演出家/アーティスト

 1987年 東京生まれ。幼少より作曲を始める。2005年 東京藝術大学音楽環境創造科入学を機に身体芸術に興味を持ち、演出を始める。2009年卒業後、日本全国の劇場で舞台技術スタッフとして研鑽を積む。そのうち、公益財団法人静岡県舞台芸術センター(SPAC)に所属した3年間では、海外カンパニーの招聘作品や、国際協働制作をスタッフとして経験した。同時期に演出家としての活動を再開。2014年、日本とパレスチナの共同創作『羅生門』を演出(フェスティバル/トーキョー14)。近年は公演にこだわらず、展覧会という形式に演劇の技術や考え方を応用させる実験を重ねている。多領域のメディアを組み合わせ地域社会の問題を扱った『Dear Gullivers』(建築家ホルヘ・マルティンとの長期プロジェクト)は、2018ヴェネチア・ビエンナーレのスペイン館に参加している。物語を縦軸に、協働を横軸に、演劇実践の可能性を拡張しようと試みる。